エリプスフレックスはデンマークDDD社製の医療用光線治療器です。
エリプスフレックスは、HRアプリケーター(600~950nm)を用いることによって脱毛治療を行うことができます。しかも、医療機関で広く使用されている脱毛用ロングパルスアレキサンドライトレーザーと比較して、脱毛効果は同等かそれ以上の水準でありながら、よりスピーディーかつ照射漏れの少ない治療を可能にしています。当院が使用するエリプスフレックスは厚生労働省によって承認された医療機器です。エリプスフレックスによるI2PL脱毛は医療機関だけに許された脱毛であり、エステやサロン等で行われる光脱毛と比較して、より高い安全性と優れた脱毛効果が得られます。
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| I2PL本体 |
毛は、毛根を取り囲む毛包組織によって作られます。永続的な脱毛効果を期待するためには毛包組織を完全に破壊する必要があります。従来より行われていた針脱毛は、毛穴の一つ一つに針電極を刺して脱毛するもので、治療時間が非常に長くかかることと施術する人間の技術によって治療効果に大きな差があることが問題でした。そこで、レーザーの光を利用した脱毛法が開発されました。光を使った脱毛は、複数の毛を同時に治療することが可能で、出力さえ間違えなければ安定した脱毛効果を得ることができます。その後、IPLというレーザーよりも肌に優しい光治療器も開発されましたが、レーザーより脱毛効果が弱いことが欠点でした。I2PLは、IPLの光を進化させて、医療機関で最も広く使用されている脱毛用ロングパルスアレキサンドライトレーザーと同等かそれ以上の脱毛効果を得ることを可能としました。
I2PLやレーザーの光は、黒い色に強く反応します。脱毛の場合は、毛に含まれるメラニン色素に光が反応することによって毛根が燃え、その熱で毛根周囲の毛を作る細胞を破壊します。メラニン色素は毛根だけでなく表面の皮膚にも存在しますから、皮膚にやけどを生じさせずに毛根だけを破壊できる光が要求されます。
残念ながら、レーザーやI2PLによる脱毛では、どんな毛でも脱毛できるわけではありません。光は色に反応するものであるという原理からすれば、メラニン色素が少ない毛には効果が出しにくいという事になります。つまり、白髪や、色が薄く細いうぶ毛ほど効果が得られにくいということになります。さらに毛には毛周期があり、1回の照射で治療を完了することはできません。一定の間隔を空けながら数回の照射を繰り返すことによって、徐々に毛の数を減らすことができます。細い毛根より太い毛根の方がメラニン量も多く、より強く光に対して反応します。短い間隔で照射を行うより、適度な間隔をあけて毛根を太く育ててから照射する方が効率のよい治療ができます。
I2PLの効果の秘密は、独自の「デュアルモードフィルター」にあり、優れた脱毛効果と高い安全性を両立させた理想的な脱毛治療を可能にしています。
1.高い脱毛効果
エステなどの光脱毛より脱毛効果が高いのはもちろんのこと、医療用ロングパルスアレキサンドライトレーザーとの比較でもI2PLは優れています。
ロングパルスアレキサンドライトレーザーとは、医療機関において最も多く使用されているレーザー脱毛器(医療機器)です。一般的に医療機関で使用されている脱毛装置であれば、どれでもほぼ同じレベルの脱毛が可能といわれています。しかし、エリプスフレックスを採用した医師の多くは、ロングパルスアレキサンドライトレーザーよりもI2PL脱毛の方が効果は高いと感じています。
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| ワキの照射直後です。 照射時に毛根が飛び出すことをポップアップ現象といいます。 ワキやヒゲなど、太い毛の脱毛時によく起こります。 ポップアップ現象は治療がよく効いている証拠です。 |
2.高い安全性
I2PLは、独自のデュアルモードフィルターによって、高い治療効果を維持しながら高い安全性を獲得しています。もちろん、医療機関だけで行われる脱毛なので、万が一の肌のトラブル時にも医師自らが迅速に対応できます。
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| I2PL設定画面 |
3.一般的なレーザー脱毛に比べて治療時間が短く、照射漏れが少ない。
I2PLの1発の照射野は広い長方形をしているので、治療時間が短く、しかも打ち漏れが少ないという大きなメリットがあります。照射野が丸いレーザーを使用した場合は、隙間ができやすく、効率が悪くなります。I2PLによる治療時間は、両わきで3~4分、両下腿全周で30~40分くらいです。
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| I2PLアプリケーター |
・ 脱毛前の日焼けは禁止です。
・ I2PL脱毛は、毛根が残っていなければ効果がありません。毛を抜いて処理していた人はカミソリ処理に変え、1ヶ月程度経過してから受診して下さい。
・ 治療前日もしくは当日に、脱毛したい部分の剃毛を行ってから来院して下さい。
・ 照射部分を露出しやすいように、脱着が容易な服装でおこし下さい。また。照射に際してジェルを使用しますので、ジェルで濡れても差しつかえのない服装でおこし下さい。
・ カウンセリング後に1回目の照射を行います。
・ 治療台に横になっていただき、ジェルを塗布後、テスト照射を行います。
当院では、脱毛治療も原則院長が行います。
テスト照射で問題がなければ、治療部分全体の照射を行います。
照射時に輪ゴムではじかれたような瞬間的な痛みを感じます。
毛の密度が濃い部分、毛が太い部分がより痛みを感じます。特に、男性の口周囲のヒゲ脱毛は最も痛みを感じる部位です。
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| ヒザ下照射直後。 毛穴に一致して赤いブツブツを生じています。 これは、治療がよく効いている証拠です。 |
・ 照射後すぐに帰宅できることがほとんどですが、反応が強い場合は冷却およびステロイド軟膏塗布を行ってからお帰りいただきます。
・ 当日はシャワー浴なら可能ですが、浴槽への入浴やサウナは禁止します。照射部分を暖めないで下さい。
・ 照射後しばらく、毛穴に一致して赤い点々が残ることがありますが、いずれ消失します。
・ ダメージを受けた毛根は、照射時に抜けてしまうものもありますが、多くは照射後2週間程度まで毛穴に残ります。男性のヒゲでは、いわゆる「泥棒ヒゲ」状態になります。照射2週間後頃より、自然に脱落していきます。
・ まれに、照射後2~3日してからかゆみや発赤が生じることがあります。症状が強い場合は薬を処方します。
・ ヒゲ脱毛などでは、照射2~3日後に毛のう炎の症状を起すことがあります。症状が強い場合は薬を処方します。
・ 照射後3~4週目から徐々に毛が伸び始めます。短い間隔での照射は、効率が悪いばかりかうぶ毛を増やす原因にもなるので、最低2ヶ月程度待ってから次の照射を行います。
ただし、男性のヒゲ脱毛の場合は、痛み対策のために初めの数回を3~4週間の短い間隔で行うことがあります。
・ 照射の間隔の目安は
ワキ、ビキニライン 2~3ヶ月
ヒザ下 3~4ヶ月 です。
・ 毛が生え始めたら、次の照射までは再び剃毛処置を行ってください。
・ 照射後の発赤がある間は、厳重な紫外線対策をして下さい。日焼けは次の照射に支障をきたしますので、発赤が消えてからも紫外線には注意してください。
・ 毛が太く育ってから照射する方がより効果的です。毛が減ってくるとともに、照射の間隔が延びるのが一般的です。
・ 多くの方が満足できる程度にまで毛が減少するためには、4~7回程度の照射が必要です。男性のヒゲでは、それ以上の回数を要します。
ただし、照射回数は部位や毛の密度によっても異なりますし、患者さんによって目指すゴールのレベルも違います。治療回数、治療期間は患者さんごとに異なることをご理解下さい。







